舗装材 Paving material
竹チップを用いた舗装材料の特徴
竹チップ舗装材とは
竹チップ舗装は歩行者系舗装の総称で、伐採・加工した“竹”を他の資材と混合し、敷き均しもしくは打設したものです。伐採した“竹”を有効利用できるほか、適度な柔らかさがあって歩きやすく、透水性・保水性があり、夏場においても舗装表面が熱くならない、 人工的でなく自然な趣があるなど、人と自然に優しい舗装です。
景観性、ヒートアイランド対策等から、公園・緑地において注目されています。
- 主な性能
- ひび割れ防止
- 衝撃吸収性
- 透水性
- 路面温度低減
- 防草効果
- 用途・適用箇所
- 遊歩道・公園園路
- 広場
- 屋外スポーツ施設
- 自転車道
- 園内・構内道路
- 従たる性能
- 明色
- 着色
新技術の特徴・従来技術との比較
従来技術(土系舗装材)
- 土は引張強度に弱い
- 固化材による衝撃吸収性の低下
- 乾湿繰返しに伴うひび割れによる早期劣化
新技術(竹チップ)
- 固化材の添加量の削減
- 竹チップの持つ靱性効果を利用
- 透水性が高い
- 衝撃吸収性の増加
- 歩き心地の向上
- 引張強度の増加
- ひび割れの防止
- 路面温度低減
- ヒートアイランド対策
竹チップを用いた舗装材料の防草効果
周囲に雑草が生えているのに対して、竹チップ舗装は5年経過しても雑草が生えず、防草効果があります。
施工直後(2019年)
5年経過後の防草効果(2024年)
景観性、ヒートアイランド対策から、公園・緑地において注目されています。
アドベンチャーワールドでもご利用いただいています!
- パンダが食べた後の廃材も利用しています
- シマウマの敷地にも利用されています